● 中国における水事情
(中国科学院生態環境研究中心:揚 敏) |
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世界最大人口をもつ中国の一人当たりの水資源占有量は2,220 m3 (1997年) であり、それが世界平均レベルの 31% に相当する。しかも、中国の水資源の分布が非常に偏っており、楊子江で分けると、南側が全国水資源の81%を占めており、北側特に経済発展が著しい北京、天津など北部の大都市では、慢性的な水資源不足の問題に長く悩まされてきた。さらに遅れている生産技術やプロセスを使っているため水資源の利用効率が低いという問題も抱えている。水の外部調達(たとえば水を長江から引いてくるいわゆる「南水北調」とか)や節水推進、下排水再利用などいろんな対策を講じて問題解決を図っている。また、持続的な経済発展を求めるためには水使用の合理化も同時に進める必要がある。上・下水、産業用水の需給バランス(量・質)、中国の水に関する国家プロジェクトおよび中国における国内外の水処理メーカーの動向などについて述べる。 |
● 韓国と中国における下水道事業の現状と展望
(巴工業株式会社 機械本部 海外営業部部長:田中良司) |
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韓国の景気は、IT産業及び自動車産業の突出した利益によって押し上げられているが、それを除いたら低迷状態である。果たして環境関連にビジネスチャンスがあるのか。
中国市場は、更に拡大する。三峡ダム建設、2008年北京オリンピック開催、2010年上海万博開催と大規模なイベントを控え、環境関連インフラ整備が急ピッチに進んでいる。日本のメーカーが入り込む余地はあるか。 |
● 東南アジアにおける水事情とビジネス戦略
(Goshu Kohsan Co., Ltd)副社長:高島久彌) |
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東南アジア(インドシナ半島、特にタイ、ベトナム、カンボジア、マレーシア、シンガポール)の経済成長率は高い状況にある。特に、タイでは日本企業も多く進出している。したがってタイ国を主体として水事情を概説し、水ビジネスの市場、仕組みなどの現状について説明を行う。さらに今後の展望に関して述べる。 |
● 中東における水事情とビジネス戦略
(東レ株式会社 水処理事業部門海外推進G 部長:上村順一) |
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水の浄化や清澄化を議論する前に、水そのものが不足している中東では、飲料水、工業用水、農業用水等の水源を主に海水や地下水に頼っている。この場合、脱塩プロセスが必要になるが、具体的方法としては蒸発法や逆浸透(RO)法等が採用されている。また、最近では下水の高度処理を行うことによって処理水を再利用する動きも出てきている。ビジネス戦略にも関連する中東の脱塩・RO膜市場を実例も含めて紹介する。 |